住宅地の片隅で自然を愛したい!

なんでもない日々を綴ります

裏の畑から夏みかんの花の香りが...

一か月前くらいから、玄関を出るといい香りがしていました。
金木犀に似た甘い香りですが、金木犀が香るのは秋のはず...
いったい何の香りだろうとしばらくはわからなかったのですが、正体は家の裏の畑の一本の木でした。

夏みかんの木

 

おそらく夏みかんと思われますが、ものすごい数の白い花が咲いています。
畑に近い窓の近くに立つと、閉めていてもなんとなく香ってくるような気がします。

白い可憐な花ですね

 

ハチもすごい数が飛んでいて、これだけ受粉作業をしていたら、さぞかしたくさんの夏みかんが実りそうです。
地元の山口県では萩が夏みかんで有名な場所ですが、先日テレビを見ていたら「いまは夏みかんの花と実が同時に楽しめる...」というナレーションがあって、「どういうこと?」と思いました。
りんごや梨は春に花が咲いて、秋に収穫しますが、夏みかんは秋に色づいてもそのまま放置しておくんだそうです。
秋の夏みかんは酸味が強いので、そのまま置いて酸を抜くんですね。知らなかった〜。
というわけで、夏みかんは花と実が同時に楽しめる果実なんだそうですが、裏の畑の夏みかんの木には一つも実がなっていません。
木に放置したままだとパサパサするらしいので、収穫してお家に置いているのかもしれませんね。
夏みかんの花の香りもいいですが、夏みかんを剥いたときの爽やかな柑橘系の香りもいいですね。